過労死について考える
24歳の電通社員の方が自殺されてしまったことについて、思うところがありました。
若く、未来がある方が命を自ら立たれるということはご家族にとっても、国益にとっても非常に残念なことです。
しかし、105時間の残業が原因として強調されており論点がずれてますね。
105時間じゃ人は自殺しない。
というかSNS上の彼女の日記?らしきものを見ると105時間では全く済んでいないと思われる。朝の4時までとか土日出勤とか、時間外だけで200時間は実際にはあるんでしょう。105時間というのはタイムカード上の低く見積もられた、証拠として提出できた刑事上の記録だと考えられる。
更に家に帰っても仕事を考えないといけない、頭から抜けなかったり全く気が休まらなかったはずです。物理的な拘束時間だけでなく精神的には24時間拘束されてるようなものでしょう。
私も繁忙期になると低く見積もっても時間外労働がタイムカード上で150時間ほどになるため、その経験上上記のように推測できる。
またその経験上105時間残業したからといって死にたくなることはない。
(人によってそれぞれだが)
思うに拘束時間だけでなく、人間関係、仕事内容、ワークスタイルなどいろいろな外部要因が彼女を追い込んでいったと考えられる。こっちの方が重要。
私は月300時間仕事しても自分のやりたいように仕事するし、上司と意見が異なれば建設的な議論をするので、外部から無駄にストレスを抱えることはなく、辛い。。となることはほとんど無い。
ストレスで自殺というのは数字で測れるものでは無いので、過労死=残業時間で規定するということしかできないという言い訳があるのかもしれないですが、実にナンセンスなんですね。
本質は得てして数字で測れるものではありません。
過労死ラインが80時間?
こんなことでは自殺は減っていきませんよ。