コンサルタントになるための素養
その素養が私にないようです。
残念ながら。
コンサルタントとは非常に特殊な職業です。
刺激的な職業ですが、オススメしません。
大変です。
なのでどうしてもなりたい人は自分に以下の素養があるか確認してください。
コンサルタントの素養で大事なことで網羅的に考えるということがあります。
意味わかりますか?
これができればあなたはコンサルタントの素養があると思います。
私はユダヤの法則の信奉者です。
ユダヤの法則とは8:2ルールのことです。
分かりやすく言うと、
物事の本質は2割しかなく、先に8割を追い求めたらいつまでたっても物事を把握することはできない。ただし先に本質を掴めば後の6割は自然と獲得でき、つまり8割は把握することができるということです。
元々の性格的な部分もありますが私はこの理論に強く共感し、大学生の頃から実践しています。
このやり方が普通になってきたら、仕事が物凄く早くなります。何せ本当に大事なところだけ抑えて、無駄なことは一切やりませんから。
すると残業とか全くしなくなります。周りが忙しそうにしてるのが理解できなくなります。
物事に慣れるのが早くなります。
ただしこのやり方で問題なのが、自分の理論が周りに理解してもらえないことです。
例えばABCDの4つの選択肢があり正解が一つならユダヤの法則に慣れていると頭で考えるより早く感性で答えが大体わかります。そして理由は後付けです。感性が先に来て、理由を後付けし、正しいか検証します。これが最短なんです。
でも私がDだ!って言ってDに突き進んでも周りには理解されません。
通常は何故Aがダメか、Bがダメか説明が必要だからです。
つまり
通常はA⇨B⇨C⇨Dと段階を踏むのに対し、私は⇨Dとなっちゃうのです。違ったらD⇨Eみたいな。違う選択肢を探します。
ABCの検討は無駄でしかない。
営業の時はこれでも大丈夫でした。
周りから理解されなくても結果さえ出せばいいから。
私は平均残業が60時間くらいある会社でも一人で定時にくらいに帰ってました。周りに私の戦略を理解してもらえません。
でもokです。営業は結果さえ出せば。
会社としても残業しないで結果出してくれるなら最高ですよね。残業ばっかして結果がでないより。
で、話を戻してコンサルタント。
コンサルは私が無駄だと思ってるこのプロセスを踏まなければいけないのです。
何故ならクライアントに提案するとき、いきなり答えはDです!!なんて言えないからです。
まずAがあってBがあって、、、とそれぞれ説明しないといけないのです。
コンサルタントになってから物凄く違和感を感じてました。コンサルタントの人って凄いよく話します。私からしたら、で要点は?って感じでコミュニケーションが凄い疲れます。彼らは普段から網羅的に考えてそれを全部話してきます。イライラします。
感性で動く人は営業に多いようです。だから営業出身はコンサルタントになるのは苦労します。
正直このやり方は全くリスペクトできないのですがしょうがないですね、また我慢か。