通関士とは
私が受けた通関士を紹介します
☆通関士とは
通関士とは貿易に関する唯一の資格で、言わば貿易のスペシャリストです。
位置づけのイメージは、例えば企業が税務署に申告を行う場合、税理士が間に入ります。
企業→税理士→税務署
それが貿易の場合、企業のと税関の間に通関士が入るのです。
企業→通関士→税務署
日本は貿易国、年間で途方もない数の処理が発生します。
そして通関士がいなければ貿易が成り立たないのです。
■詳細
仕事内容
貿易に関わる申告、検査、関税、許可取得などの業務。
デスクワークとしては輸出入申告書の作成。(最近は「NACCS」と呼ばれる情報システムで簡単に処理できるようです)
また港に行き、貨物の運搬などにも立ち会ったり、税関との交渉役もしたりします。
難易度
合格率は10%未満と、年々難易度が高まってきているようです。
〔試験科目〕2010年現在
(1)通関業法
(2)関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法(第6章に係る部分に限る。)
(3)通関書類の作成要領その他通関手続の実務
就職先
一般的には倉庫会社、運送会社、旅行業者。
その他メーカーに勤務していればこの知識は活きます。周りに驚かれます。