ワーキングホリデー ハリファックス滞在編(2)
ハリファックス滞在編の続きです。
■仕事
Halifaxに着いたときにはすでにお金がほとんどない状況だったので、着いた日に早速職探し。最初はまず様子見だ、ということで地球の歩きかたに載っているジャパニーズレストランに行く。そこで食事をしながら、ダメ元で仕事がないか尋ねてみると、なんと「明日から来てくれ」なんて言う。なんでも丁度人が辞めるらしく募集しようとしていたらしい。こんなマイナーな地でしかも、着いた日に仕事が決まるなんて、なんて幸運だったのでしょうか。
翌日から、日本で居酒屋のキッチンを担当していたということあり、ヘッドシェフを任せられることになりました。
寿司屋でしたが私の担当はその他全般50種類くらいありました。しかも日本の居酒屋のチンすればできるのとは違い、全て仕込みから。今から考えれば凄いことしてたと思います。
従業員の構成はオーナーで寿司シェフの人と、ホールスタッフの2名が日本人で、その他3名の現地人がホールスタッフで働いてました。なので、日本人は世話やいてくれるし、カナダ人は英語でいっぱい話しかけてくれるしで、最高の環境でした。日本人だけだと意味ないですし、カナダ人のみでも肩身狭くなってしまうので。
ここでは毎日ネイティブな人たちと一日中いるので、会話もたくさん発生します。英語の上達はここで一番したと思います。人脈もここから広がっていきました。
時給は低かったです。しかし、チップが大量に出ます。月によっては給料と同じくらい出ます。ホールスタッフしかもらえない場所も多いようですが、ここは働いた時間の比率で全員に振り分けられていたのでもらえることができました。まかないも日本食が食べれるし言うことなかったです。
4ヶ月ほどいましたが、私が辞めるときには、代わりにカナダ人がはいってきました。そして全く英語が話せなかった自分が、なんと英語で新人に料理を教えたのです。今考えてもびっくりですね。
■Accomodation
HalifaxにはVancouverと違い気の利いた情報サイトなんてありません。新聞みたり、図書館やスーパーの掲示板をみてシェアメイトを募集しているところを探します。かなりハードです。なかなか見つからず、かと言ってもいつまでもユースホステルに泊まってられません。そこで窮地に陥りそうになった時に間一髪見つけた方法が、大学のWebsite。カナダではSubletと言って学生が帰郷する時、部屋代勿体ないので誰かに一定期間貸します。そこから端を発し大学のSublet募集のサイトでは常にシェアメイトを募集しているのです。
Dalhousie大学というカナダでも有数の大学らしいですが、ここのWebsiteに行けば部屋を探せます。
私はHalifaxについてから、一ヵ月後、ようやくシェアを始めることができました。シェアメイト40歳くらいの現地人で、その人が所有するコンドミニアムに住むことになりました。だからきれいで設備も充実しました。
なのでレントはちょっと高めで$650でしたが、稼いでますし、快適なので問題ありません。その人は話したがり様で、毎日酒を片手に熱く語ってくれてました。感謝際などのイベントがあるときには、実家などに連れてってくれて面倒見のいい人でした。日本人と会うのは初めてのようでして、興味を持ってくれていたようです。
■観光
おすすめは
(1)Lunenbergという昔カナダのお札にもなった世界遺産の町と、ぺキーズコープという灯台のある町。
レンタカーで行けばこのコースは最高です。
(2)Prince Edward Island
小さい島ですが、実は州です。Halifaxから車で2時間くらいでいけます。
赤毛のアン発祥の地のようで、赤毛のアンのミュージカルがみれます。とてもきれいな町です。
■その他
・ロブスターが有名です。
・カジノあります。
・アジアンフード雑貨を扱っているところが2店あります。
ここに5が月ほど滞在し、ワーホリも終盤にさしかかり、いろいろ考えました。満足はしていたものの一生に一度のチャンスなどで他にもっと面白いことはないかと。そこで思いついたのがモントリオール。モントリオールはフランス語圏なので、また違う文化が見れるかもしれない。その興味が突っ走り、冬の入り口にモントリオールへ移動しました。